令和4年9月1日に開催された幹事長会では、複数の重要な議題が討議された。特に令和4年度の財政援助団体監査や、決算特別委員会の正副委員長人事が注目された。これらの議題について、出席者の意見や提案が交わされた。
まず、報告事項の中で、伴秀樹区議会事務局長は令和4年度の財政援助団体監査に関して詳しい説明を行い、政務活動費に係る監査の予定期間を2022年8月26日から2023年2月9日までとすることを発表した。具体的には、区議会各会派に交付された政務活動費が監査の対象となることが説明された。出席者からは特に異議はなく、監査の実施が合意された。
続いて、決算特別委員会の正副委員長人事の協議に移った。この中で、公明党の久永薫幹事長が委員長に栗谷順彦議員を推薦し、自由民主党の丸山高司幹事長が副委員長に中村豪志議員を提案した。出席者は双方の推薦を受け入れ、正副委員長の決定が確認された。
さらに、令和5年度の議会費予算についても協議が行われた。丸山高司幹事長が手話通訳のためのバックボードの改修案を提出し、予算を来年度に回さずに今年度中に対応できると発言した。また、シブヤ笑顔の岡田麻理幹事長からは、10年使用しているカメラを高機能な新たな機種に更新するための予算要望がなされ、その機種選定理由についても質疑が行われた。このカメラの購入に関しては、事務局も適宜見積もりを行い、再度検討することで合意が得られた。
最後に、会議の中で事務局からの報告があり、11月に開催される特別区議会議員講演会についても告知された。講演内容は「東京23区のごみの中間処理と今後の課題」であり、多くの参加を呼びかけた。
本日の幹事長会では、各種報告や予算に関する重要な決定がなされ、議会運営に向けた前向きな議論が行われた。次回の幹事長会については、追って通知されるとのことだ。