令和3年1月28日に開催された幹事長会では、多岐にわたる議題が議論された。
主要な内容として、令和3年度の当初予算案についての報告が行われた。長谷部 健区長は、「コロナ禍においても区民が図書館を安心して利用できるよう、図書消毒機の設置を計上する」と述べた。特別支援学級の補助員の配置についても言及し、児童・生徒数の見込み変更に伴う増員が必要であるとした。
健康やスポーツ分野では、介護施設や障がい者施設の利用者に対するPCR検査経費が計上されることとなり、区民の安全に配慮した取り組みがなされる。また、防災や安全に関する施策として、避難所の運営者を一目で識別できるビブスの配置が計画されている。これらの復活予算は、財源が限られている中での必要性が強調された。
五十嵐 千代子幹事長は、「保留財源2億円に対する要求はこれだけではない」と発言したが、長谷部区長は、「予算を必要なときに使っていく」と回答した。
選挙管理委員及び同補充員の選挙についても議論が行われた。各会派から提出された名簿は次回の会議に提示される予定となっている。
また、その他の案件として、区議会事務局次長の野島一純氏が、来月実施されるカーペットとブラインド清掃の報告を行った。清掃作業にあたっての注意事項も話し合われ、各議員に協力が求められた。
次回の幹事長会は2月10日と決定され、議会運営委員会の終了後に開催されることとなった。議事の進捗が認められ、会議は終了した。