令和6年1月5日、渋谷区役所で幹事長会が開かれた。
この会議では、区長から令和6年度当初予算原案の内示日程や臨時会についての報告があった。区長の長谷部健氏は、新年の挨拶を交えながら、「予算原案の内示日は1月22日を予定している」と説明した。
臨時会の開催についても具体的に言及し、政府の経済対策に基づく低所得者給付金の支給事業について議論が行われた。長谷部氏は、「高所得者層には給付金を支給しないが、給付金の上乗せを早急に実現したい」とした。
協議事項では、全員協議会の開催日が1月22日となることが確認された。さらに、議会フロア適正配置検討会についても説明が行われた。これは、議会フロアのレイアウトをコスト削減の観点から見直すもので、実施までのスケジュール感が議論される場面もあった。
その他の懸案事項として、能登半島の地震に関連した義援金について意見が交わされた。丸山高司議長は、「義援金の金額について、私の認識としては1万円を提案します」と述べ、出資先も石川県に向けたものとした。区内では義援金募金箱を設置するなどの取り組みが始まった。
次回の幹事長会は1月22日午前10時30分に予定されており、報告事項や協議事項の進捗が確認される見込みである。