令和3年5月17日に開かれた幹事長会は、議会の人事についての協議を中心に進行した。
会議の冒頭、下嶋倫朗議長が開催を宣言し、岡田麻理副議長と丸山高司議員が記録署名を行うことを伝えた。出席者は9名で、欠席は鈴木建邦氏のみであることが報告された。
議題の一つとなった「議会人事等について」は、特に常任委員会の委員長ポストの状況から始まった。下嶋議長は委員長ポストについて、用意があるかどうかを各会派に確認した。自民党の丸山高司幹事長やシブヤ笑顔の田中匠身幹事長、そして公明党の久永薫幹事長がそれぞれ用意があると発言する中、立憲民主党の治田学幹事長や日本共産党の五十嵐千代子幹事長からは用意がないとの返答があった。
その結果、自由民主党、シブヤ笑顔、公明党からの委員長を確認し、後続の常任委員会のメンバー人数についても話し合うこととなった。丸山高司幹事長からは各委員会における具体的な人数について提案があり、各会派からの回答を受けて、全てが確定する運びとなった。
特別委員会についても同様の手順で議論がなされ、各会派からの意向が集約された。特に、日本共産党が自治権確立特別委員会の委員長を引き受けることや、シブヤ笑顔が五輪・パラリンピック対策特別委員会を担当することが発表された。残りの会派についても、各委員会の委員人数を決定し、順調に進められた。
さらに、副委員長に関しても、各会派が用意のあることを確認した。協議の進行として、下嶋議長が別室での更なる協議を呼びかけ、会議が進展した。
最後に、次回の幹事長会についても確認が行われ、明後日19日水曜日に開催されることが決定した。今後の人事や委員会の運営について着実な進展が期待される。
本日の会議は午後3時02分に散会となった。