令和3年1月26日に開催された幹事長会では、主要な議題が取り上げられた。
協議事項として二つのテーマが挙げられた。一つ目は会派統一の予算復活要求についてである。
議長の下嶋倫朗氏がまず自由民主党の丸山高司幹事長に意見を求めたが、復活要求はないとの返答であった。次にシブヤ笑顔の田中匠身幹事長も同様の意見を述べ、他の会派である公明党の沢島英隆幹事長も復活要求には賛同しなかった。
一方、日本共産党の五十嵐千代子幹事長は、コロナ対策として学校や保育園でのPCR検査の拡充を提案したが、他会派の反応は鈍く、結局、復活要求の動きは見られなかった。丸山幹事長は、学校における感染対応が適切に行われているとし、この提案には同意しなかった。
次に、選挙管理委員及び同補充員の選挙が議題に上がった。丸山幹事長が枠を要求し、各会派が選挙管理委員及び補充員の枠を用意する意向を示した。
特に自由民主党、シブヤ笑顔、公明党、立憲民主党、日本共産党が全て賛成し、枠数はそれぞれ四つと決定した。
この選挙においては、次回会議で具体的な人選が行われる見込みである。これにより、それぞれの会派の意見が一致したことが強調された。
会議は午前11時08分に散会し、次回の幹事長会は1月28日と決定された。