令和2年7月20日に行われた渋谷区議会臨時会において、新型コロナウイルス感染症対策のための補正予算2件が提案された。
長谷部健区長は、これらの予算の必要性を強調し、具体的な金額を挙げた。議案第四十号の補正額は4億5694万5000円で、議案第四十一号は50万円となっている。
両議案とも、感染症対策や災害対策に関連した事業への充当が見込まれている。具体的には、クラウドファンディング支援事業費や避難所整備費の他、ひとり親世帯への給付金事業費などが盛り込まれている。
総務委員会での質疑では、反対意見も見受けられ、特にクラウドファンディングが実際に区民にどのように役立つのかが焦点に上がった。一方で、賛成の意見もあり、敏速な対応が求められる声が多かった。
本会議では、提案された補正予算案についての審議が行われ、両案件は共に原案通り可決された。長谷部区長は恐縮の意を示し、議員から寄せられた意見を今後の政策に反映させると述べた。
本日の議会の議事は予定通り進行し、全ての議題が終了。午後5時4分に閉会された。