令和5年5月31日、渋谷区役所にて幹事長会が開催された。議長の丸山高司氏が開会を宣言し、議題に入りました。
今回の会議では、まず「渋谷区区政功労者表彰審査委員会委員の推薦について」議論されました。伴秀樹区議会事務局長は、区長からの依頼文を説明し、今年も表彰を行うとのことです。審査委員会は、議会議員の中から議長と副議長を含む8名を推薦する必要があり、6月15日までの提出が求められています。これに対し、出席者から異議なく承認された旨が確認されました。
次に「附属機関等の人事について」が議題に上がりました。一柳直宏自民党幹事長は、各会派の希望を述べ、合計で11名の委員を提出することを報告しました。続いて、小田浩美立憲・国民幹事長が13名を推薦し、その他の党からも様々な案が示され、全体として多様な人事が検討されることになります。
さらに「会派控室について」も話し合われました。村山英樹区議会事務局次長が改修案を提示し、新たな控室の配置についての詳細が説明されました。改修工事の見積も約4,900万円となり、前回の約2,000万円と比較しても高まっていることが参加者から指摘されました。伊藤毅志シブヤ笑顔幹事長は、税金の使用についての懸念を表明し、慎重な議論を求めました。
その後、冊子版の例規集廃止案が紹介され、デジタル化の流れに沿った議論が行われました。参加者は紙媒体の必要性とデジタルシステムの利便性について意見を交わしました。最終的に、次回の会議は6月1日と決定し、各議題は引き続き協議されることになりました。
このように、幹事長会では多岐にわたる議題が上がり、決定事項に至りました。今後も渋谷区の発展に向けた重要な決定が続けられていきます。