令和5年3月16日、渋谷区役所にて幹事長会が開催され、重要な協議がなされた。
この日は、個人情報の保護条例施行規程と政務活動費の運用指針見直しに関する議題が中心となった。議長を務める斎藤竜一氏は、各議員の意見を確認する形で議論を進めていく。まず、個人情報の保護条例に関して、自由民主党の丸山高司幹事長が「提案どおりで結構です」との意見を述べた後、各会派からも同様の肯定的な意見が相次ぎ、全会一致で進めることが決定された。
続いて、政務活動費の使途に関する運用指針の見直しについても審議が行われた。再度、丸山幹事長は、事務局案に賛同し「一刻も早く運用していただきますよう」と強調した。他の会派も同様に賛成し、速やかな施行が求められた。また、鈴木建邦議員からは、具体的な施行時期や導入の仕組みに関する質問が上がり、さらに詳細な説明が求められた。
村山英樹区議会事務局次長による報告もあった。吹出口や吸気口の清掃作業が、3月26日に予定されていると告知された。加えて、4月29日と5月13日には電気設備の点検に伴う停電も報告された。議会の運営上重要な情報が共有され、参加者からはそれを考慮する旨の応答も得られた。
その他、2023年トルコ・シリア地震救援金の件も報告された。総額40万円が日本赤十字社に送金されたことが伝えられたが、田中正也幹事長からは「有志ということで、全員ではなかった」との確認がなされた。
会議の最後には、次回の幹事長会の日程は追って通知するとし、午後1時40分に散会となった。出席した議員たちは、661の意思を持って責任ある議事を進めていく姿勢が見受けられた。この日の会が、今後の議会運営に及ぼす影響は少なくないと推測される。