令和3年9月7日に、渋谷区役所で幹事長会議が開催された。
主な議題は、決算特別委員会の正副委員長人事、令和4年度議会費予算、及び地域のインノベーションイベントへの参加についてである。
これは各議案について多くの発言や意見が交わされた。まず、決算特別委員会の正副委員長人事については、自民党の丸山高司幹事長が「下嶋議員でお願いします」と述べ、下嶋倫朗議員が委員長に選任された。副委員長にはシブヤ笑顔の岡田麻理幹事長から「森田由紀議員でお願いいたします」という提案があり、これも承認された。
次に、令和4年度議会費予算に関する協議が行われた。立憲民主党の治田学幹事長は、可動式二酸化炭素濃度測定器を購入することを提案し、議会の密状態を軽減する意義を説明した。丸山幹事長は「実際モニタリングする必要がある」と、設置台数に関して意見を述べた。
鈴木建邦議員は、換気の実施により、議会での測定器の必要性は低いのではないかと疑念を示した。議長の斎藤竜一氏は、治田議長に「区に測定器の貸与状況を確認していただけるか」と促した。
続いて、SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021に関し、参加の可否が議論された。田中正也議員は、議員の企画持ち込みに批判を呈し、参加を控えるべきとの意見を述べた。その後、議長は「正副議長及びテーマに合わせた委員会の正副委員長の参加を決定」することで合意した。
最後に、次回の幹事長会は、9月13日の午前11時から議会運営委員会終了後に行うことが確認され、全ての議題を終えた後、執行体制を確認しつつ散会した。