令和元年12月3日、渋谷区役所で幹事長会が開催され、重要な報告が行われた。
出席者には、下嶋倫朗議長や長谷部健区長らが名を連ね、充実した議論が展開された。
最初に行われた区長報告では、議員報酬と区長給料に関する審議会の答申が発表された。長谷部区長は、「議員報酬及び区長給料は据え置き、特別給が0.15月引き上げとの答申を受けた」と述べた。
その後の協議事項では、治田学幹事長が学校教員の増員を求める意見書について説明。彼は「教員不足の解消に向け、国に対して抜本的な増員を要望したい」と強調し、具体的な状況も伝えた。
参加者からは、国への要望の意図について異論もさなわれた。丸山高司幹事長は、「教育人事権は都道府県にあるが、国に要望する意図は何か」と質問。治田幹事長は、関東全体の問題であり、文部科学省への要望が妥当だと回答した。
その後、事務局から議員控室のレイアウト改修工事についての報告があり、工事費用が約1,920万円にのぼることが明示された。工事の影響について最小限に抑える方針が示され、議員からも理解が得られた。
最後に、次回の幹事長会は12月4日午後1時30分に開催されることが決まった。このように、今回の幹事長会は議員報酬や教育問題、議会のICT化など多岐にわたる課題について有意義な意見交換が行われた。