第398回高根沢町議会臨時会が2月25日に開催された。
議題には工事請負契約の変更が含まれており、過去の設計段階での見込みの甘さについても議論が行われた。
町長の加藤公博氏は、議案第1号の工事請負契約の変更について説明した。
内容は元気あっぷむら滞在型宿泊施設建設工事の契約変更に関するものである。
議会からは設計段階での不備があったとの指摘にも回答した。
議員の齋藤誠治氏は追加工事について設計段階からの詳細設計の確認が必要であることを強調した。
続いて、元気あっぷ創生課長の石嶋良憲氏は、詳細設計において分からない点があったと述べた。
また、進捗管理の重要性についても触れ、現場の状況に応じた適切な管理が求められることを示した。
質疑応答が続き、佐藤晴彦氏は工期延長に関する疑問を呈し、追加工事に関する金額の妥当性について質問した。
これに対し、石嶋課長は共通費に関する計算方法を説明し、工事費用の考え方について理解を求めた。
本議案については、質疑がなく賛成多数で可決された。
さらに、議会運営委員会からの所掌事務調査の件も決定され、「閉会中の継続調査」とすることが認められた。
議会の日程をすべて終えた後、議長の齋藤武男氏が会議を閉会し、町議会はその活動を締めくくった。