第413回高根沢町議会臨時会が5月10日に開会し、重要な人事案件が議論された。
出席議員は13名で、議長として佐藤晴彦議員が選任されるなど、新たな体制が整った。本会議では、佐藤議員が「多くの皆様方からの貴重な1票をいただき議長の職を受ける覚悟でいる」と挨拶した。
議長選挙は緊張感が漂う中で行われ、投票は13票中有効投票が12票で、佐藤議員が10票を獲得して当選した。次いで、副議長には加藤章議員が選任され、挨拶の中で「議長を補佐し頑張っていきたい」と述べた。
常任委員会の委員選任も行われ、まちづくり常任委員会には菅谷英夫議員、小池哲也議員など7名が選任された。くらしづくり常任委員会には野口昌宏議員ら6名が選任され、広報常任委員会にも同様に議員が選任された。各委員会の委員長や副委員長も決定された。
また、議会運営委員会や特別委員会の委員選任、さらには塩谷広域行政組合議会議員や各種委員の選出も行われた。新監査委員には小林栄治氏が選任され、これらの選出に関し異議は出なかった。
最後に、町長からの提案による、町長専決処分事項の承認が行われ、新型コロナウイルス感染症対策に係る税の減免措置延長が影響したことが説明された。議案第1号、2号とも無事に承認され、会期は1日と決定された。議場では「町民の豊かな暮らしに向けて努力していきたい」との強い意志が表明され、多くの拍手が送られた。今回の議会は全体を通じて、スムーズに手続きが行われ、高根沢町の新たな発展に向けた確かな一歩とされることが期待されている。