令和5年12月7日、令和5年12月定例高根沢町議会が開催され、重要な議案が審議された。
主な議題として、議員報酬および各種条例の改正案が挙げられた。
加えて、令和5年度の一般会計補正予算や健康保険税の改正などが提案され、詳細な質疑と討論が行われた。
まず、議案第1号の「高根沢町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」について、まちづくり常任委員長の齋藤武男議員が報告した。
この議案に対し、小池哲也議員は反対の立場を表明し、「議員報酬の改正は住民の意見を尊重する必要がある」と訴えた。
これに対し、委員長は「特別職報酬等審議会での意見は尊重すべきであり、委員からは報酬増加が成り手不足の解消につながる意見が多かった」と説明した。
結果として、賛成多数で原案が可決される運びとなった。
続いて、議案第4号の「高根沢町国民健康保険税条例の一部改正」についても、特に質疑はなく可決された。
さらに、令和5年度における一般会計や介護保険特別会計などの補正予算が一括上程され、全員一致で可決された。
また、議会新庁舎整備検討特別委員会の活動報告が行われ、新庁舎整備に向けた提言がされるなど、今後の計画が伺えた。
加藤章特別委員長による報告は、綿密に進められた調査と視察の成果を反映したものであった。
最後に、議会運営委員会の申出についても異議なく承認され、会議は閉じられた。議案の審議は、町民生活におけるさまざまなニーズに対して迅速に対応することが求められている。
今後も透明性のある議論が続くことが期待される。