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高根沢町議会、様々な議案を全会一致で可決

高根沢町議会は令和3年6月の定例会で、様々な議案を全会一致で可決。特に損害賠償責任をめぐる条例が注目される。
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令和3年6月7日、定例会第408回高根沢町議会が開催された。この会議ではさまざまな議案が討論され、全員一致で承認される結果となった。

出席した議員は15名で、議長の鈴木 伊佐雄氏が進行を務めた。議会ではまず委員長報告が行われ、総務常任委員長の齋藤 武男氏が議案について報告した。議案第2号では、高根沢町長等の損害賠償責任についての条例が提案され、その内容としては善意であり重大な過失のない場合に賠償責任を限定できることが説明された。齋藤氏は、この問題に関しての質疑に対し、「重大な過失がない場合は、軽過失と同等であり、最終的には裁判所の判断である」と述べた。

さらに議案第10号、令和3年度高根沢町一般会計補正予算の議決に関しても討論が行われ、こちらも全ての課において原案通り承認された。歳入の増額には経済センサスに関わる県委託金の増加が含まれており、議員からは訴訟の弁護委託料についての質疑も上がった。これに対し、委員会は弁護士と相談した上で「対応可能」との結論に達した。

また、教育福祉常任委員長の森 弘子氏は、低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金について言及した。参加予定者数は455名で、給付額は1人当たり5万円となる。これもまた全員一致での承認へと至った。

一方、受理番号21号に関する北児童公園の改善についても報告があり、地域からの要望を受け、清掃や遊具設置を要望する声が上がっている。こちらは閉会中の継続審査とされ、今後の公園維持管理がどう進められるかが焦点となる。

さらに、決算特別委員会と議会運営委員会からは、継続調査の申し出があり、異議なく承認される形で進行した。

最後に、議長が全ての議題を終えたことを宣告し、会議は午後10時36分に閉会された。議会としては、このように地域のニーズに応えながら、予算案や条例の承認が得られ、今後の施策についてなお一層の議論が必要であることが確認された。

議会開催日
議会名令和3年6月高根沢町議会定例会
議事録
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