令和2年4月23日、高根沢町にて第400回臨時会が開かれ、重要な議案が審議された。
主な議題には、町長専決処分事項の承認と国民健康保険条例の改正が含まれる。
議長の齋藤武男議員による開会宣告の後、早速各議案の提案理由が説明される、町長の加藤公博氏が登壇。
加藤町長は「今回の臨時会に提出いたしました議案は、専決処分の承認、条例の一部改正、補正予算の承認、報告事項を含む全5件である」と述べ、特に国民健康保険条例改正が新型コロナウイルス対策に関連する重要な措置であると強調した。
続いて審議された議案第1号「町長専決処分事項の承認」についての質疑は行われず、賛成者多数の中、原案通り承認された。
同様に、議案第2号「高根沢町国民健康保険条例の一部改正」、議案第3号「令和2年度高根沢町一般会計補正予算」及び議案第4号「高根沢町国民健康保険特別会計補正予算」も全会一致で可決された。
また、発議第1号から第4号までの特別委員会設置についても議論が行われた。広報特別委員会及び広聴特別委員会の設置、ならびに条例及び規則の改正が提案され、全会一致で可決された。これにより、二つの特別委員会が設置される運びとなった。
議事が進む中、追加日程として議長及び副議長の辞職とその選挙が行われ、議長に小林栄治氏、副議長には鈴木伊佐雄氏がそれぞれ就任した。
小林新議長は、選出に感謝の意を表し、「議会は町の意思決定機関である。議論の重要性を再認識し、執行部と共に町の未来へ向け努力していく」と述べた。
議会は多くの新たな課題に直面しており、次回議会以降も継続調査を行うことが決定された。高根沢町の未来に向けた様々な施策が期待されている。