令和3年1月22日、高根沢町議会臨時会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
まず、議題の中で高根沢町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてが議論された。加藤公博町長は、この改正が新型コロナウイルスワクチンの予防接種を行う町嘱託医の報酬を定める旨を説明した。町長は具体的な賃金の取り決めについて「必要な部分を見直し、適切な報酬を設定した」と強調した。
次に、令和2年度高根沢町一般会計補正予算議決についても採決された。議員から特に質疑はなく、迅速に議案は可決された。この補正予算は、予算の不足を補填し、円滑な町政の運営を目的としている。
さらに、町長専決処分事項の報告についても短時間で審議された。報告された内容には、損害賠償の額の決定が含まれており、質疑が行われることなく、事務的な処理として終了した。町議会は、迅速な意思決定を行う姿勢を示した。
議長の小林栄治氏は、会期の決定も議題にあげ、1月22日の1日限りでの会期とすることに異議なしと認めた。議会の運営はスムーズに進行し、出席議員は議案を迅速に可決した。
最後に、議会運営委員長からの申出により、閉会中の継続調査が行われることが決定された。この調査は、次期議会に向けた議会運営に関する重要な事項を検討する役割を果たす。会議は午前10時8分に閉会され、出席した議員たちは議題に真摯に向き合ったことが示された。