第420回高根沢町議会定例会が開催され、重要な議題が審議された。
出席議員は11名、議長の神林秀治氏が議事を進行した。欠席は小林栄治議員である。
会議では各常任委員長が報告を行い、特にまちづくり常任委員会からは、令和5年度の一般会計補正予算について議案第4号が報告された。まちづくり常任委員長、齋藤武男議員は、審査の過程を説明し、全員が可決すべきとの判断を下したと強調した。
さらに、議案に関する主な質疑として広報制作費や農業事業に関する補正が述べられ、質疑応答が行われた。例えば、企画課の広報制作費については、物価高騰や増ページに対応する補正であると加藤町長が述べた。
また、議案第6号から第8号までの特別会計補正予算も全て全員一致で可決された。特に、議案第8号では下水道事業の改修計画が国庫補助金の対象とされ、住民の利便性向上が期待されるとの説明があった。
その他に、普天間基地周辺の子どもたちの安全を求める陳情が趣旨採択され、大変意義深いものであるとの意見が表明された。委員会からは、実態調査や意見書提出の可能性についても議論が及んだ。
また、発議第3号に関しては高根沢町ちょっ蔵広場の指定管理者についての調査が否決される結果に至った。反対意見があり、情報公開請求に対して透明性が求められたが、最終的には否決という形となった。
最後に、追加議案の提出が話し合われ、一般会計補正予算や工事請負契約の締結が全員一致で可決された。特に工事契約は重要なプロジェクトであり、その安全性と効率性が強調された。
議長は全日程の終了を宣告し、会議は無事に閉会した。町の財政や住民サービスに関する重要な決定がなされた定例会となった。