令和2年6月4日、高根沢町議会の第401回定例会が開かれた。
会議では、閉会中の継続調査が必要な特定事件や常任委員会の日常調査活動計画について討議された。
総務常任委員長の齋藤武男氏は、「住民との協働のまちづくりに関すること」など、10項目の特定事件を調査する意向を示した。
また、活動計画として新庁舎建設や公共施設総合管理計画についての調査が行われることが計画されている。
続いて、教育福祉常任委員長の森弘子氏は、食育の普及や国民健康保険の実態把握など、8項目の特定事件に関する調査について報告した。
さらに、小・中学校の適正配置や新型コロナウイルス感染症に関する対応など、2つの課題での調査活動が設定された。
建設産業常任委員長の高根博氏は、土地利用の見直しや宝積寺市街地整備に関する特定事件に言及し、特に教育環境や通学路の安全対策が今後の課題とされることが示された。
各常任委員長の報告後、質疑はなく、報告のとおり決定された。
議長の小林栄治氏は、次期議会の運営に関する閉会中の継続調査についても、異議なく決定されたことを報告し会議を閉じた。
このように、高根沢町議会は、地域の課題解決に向けた一歩を踏み出す形となった。