令和3年6月、高根沢町議会の第408回定例会が開会した。
高根沢町議会では、会期を令和3年5月31日から6月7日までの8日間とすることを決定した。議長の鈴木伊佐雄氏が開会の挨拶を行い、出席議員数は14名で定足数を満たしていることが確認された。
議題としては、議案が14件、報告が3件、陳情1件、発議1件が取り上げられる。まず、議案第1号の高根沢町教育委員会委員の任命同意において、教育委員会の野中直子氏が再任されることが原案通り決定した。議案第2号では、高根沢町長らの損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定案が質疑なく、総務常任委員会に付託されることに決まった。
続いて、議案第3号の押印等を求める手続きの見直しに関する条例についても質疑がなく可決された。
さらに、税条例や介護支援に関する各議案が次々に可決され、高根沢町の取り組みの一環として条例が整備されていくことが強調された。町長の加藤公博氏は、議案の説明において、「今回提出された議案は、地域のニーズに応じた施策として重要である」と述べ、慎重な審議を希望した。
報告第1号から第3号までの報告も一括で行われ、予算の繰越しに関する報告が実施された。陳情1件については、北区の北児童公園の改善が議題に上がり、詳細な説明が行われた。
最終的には、決算特別委員会の設置が可決され、委員長に佐藤晴彦氏、副委員長に澤畑宏之氏が選任された。議会の滞りない進行が確認され、散会が宣告された。