令和5年6月28日、真岡市議会の第3回定例会が開会され、重要な議案が審議された。議案の中には、真岡市久下田駅前のどんとこい広場設置に関する条例改正や、市総合福祉保健センター条例の一部改正が含まれる。
櫛毛隆行議長は、会議開始にあたり、出席議員数が20名であることを確認し、活発な議論に感謝の意を表した。議案第55号から第64号までの審議では、各常任委員会の委員長による報告が行われ、それぞれの議案に対する質疑応答が行われた。
特に、議案第59号の消防ポンプ自動車取得については、更新基準が購入後20年を目安にしていることが確認された。また、議案第64号の一般会計補正予算については、いがしらリゾートの観光資源活用に向けた整備計画が説明され、一定の経済効果が見込まれているとされた。詳細な審査結果を受け、各議案は一括で可決される運びとなった。
一方、請願第1号においては、議会だよりの充実を求める声が上がったが、議会運営委員会は不採択とする決議を下した。渡邉隆議会運営委員会委員長は、審査において市民目線での広報の重要性を強調しながらも、即時の修正は難しいとの立場を示した。
加えて、選挙管理委員および補充員の選考も行われ、スムーズに議論が進められたことが目立った。本会議では、全体のスムーズな進行が支持され、議員派遣や閉会中の継続調査の申出も決定されるなど、円滑な運営が行われた。最終的に、全ての議案は可決され、定例会は閉会した。