令和4年12月の定例市議会が開催された。
開会に際し、渡邉隆議長は議員に対し、慎重な審議と建設的な議論の必要性を訴えた。
日程では、議案第68号から議案第87号までの一括審議が行われることが決定した。この期間は11月30日から12月16日までの17日間とされる。
市長の石坂真一氏が、今回の定例会に提出した議案は20件である。
主な内容は、専決処分の承認、人事案件、条例の制定・改正、指定管理者の指定、そして補正予算に関するものである。
議案第68号では、令和4年度の一般会計補正予算を5億9,378万8,000円追加することが説明された。この補正は、原油価格や物価高騰対策など、特に低所得者世帯や中小企業への支援を目的としたものである。
さらに、議案第69号では、固定資産評価審査委員の再選任について取り上げられ、現委員の齊藤敏彦氏が適任とされ、同意を求める旨が提案された。
次に、議案第70号の人権擁護委員の推薦についても取り上げられ、大関馨氏が提案された。大関氏は、過去6年間にわたって人権問題の啓発に尽力してきたとされ、適任であるとの見解が示された。
選挙関連の改正を含む議案第71号も提出された。これは公職選挙法改正により、選挙運動用自動車の使用に関する経費の限度額引き上げが影響している。
また、議案第72号から第73号では、個人情報保護関連の新条例の制定について説明があり、これにより情報保護の体制が整備されることが目指されている。