令和5年9月4日、真岡市議会第4回定例会が開会される。
議題には年間予算や補正予算が含まれ、議案数は18件である。
市長の石坂真一氏は、専決処分の承認や新たな教育委員会委員の任命を含む議案を紹介した。
特に、新真岡市立第一学校給食センターに関連する工事請負契約や、教育福祉の向上を狙った政策が協議された。
議案第65号では、教育環境を改善する目的で補正予算の承認が求められる。
この中には、子どもの教育・保育事業に係る基準の改正や、学校給食センターの設置、管理、使用に関する条例の一部改正が含まれる。
教育委員会委員の任命の議案については、横山剛史氏が新任されることが提案された。
議案第68号から71号にかけては、地域のスポーツ施設の管理に関する改正や、教育施設の給食センターに係る課題解決への取り組みが訴えられる。
市長は報告の中で、予算所要額が歳入にどのように影響するかも強調した。
特に不足分の早急な措置が必要であり、予算総額が378億6541万6000円となる。
また、教育福祉環境の改善のために、介護人材確保の重要性についても言及された。
議案第79号や報告書第6号は、議会における決算審査も含めた重要な決定事項である。
特に、令和4年度の一般会計では収入済額が388億2310万1000円と予算額に対して95.5%の進捗を見せている。
議員たちはこの点についても更なる質疑を行い、次回の質疑にも注目が集まる。
また、議員案第3号は「栃木県立真岡北陵高等学校介護福祉科の存続を求める意見書」の提出が提案された。
これに対して大瀧和弘議員は、介護福祉士国家試験資格の取得を目指す学生の支援が必要と強調した。
地域では介護人材の確保が急務であり、そのための対策が講じられるべきであるとの要望が挙がった。
市議会はこのように議題を通じて市民の生活に直結する様々な問題を取り上げ、活発な議論を促す姿勢が求められている。
今後も市議会の動向に注目が集まる。