令和4年2月21日、真岡市議会定例会の第1回が開催された。
この定例会では、令和4年度の予算案を含む33件の議案が議題として上程された。
市議会は全体として活発な議論を行い、重要な決定を下す場となっている。
議案第25号から第33号にかけての令和4年度予算は、341億円の一般会計を算定しており、前年と比較して0.9%の増加となっている。
市長の石坂真一氏は、予算案の概要について「市民一人一人が主役となる選ばれる都市の実現を目指している」と強調した。
この中で、教育や子育て支援、防災対策等、多岐にわたる施策が提案されている。
また、オーストラリア連邦のハーヴィー市との友好都市締結についても議論がなされた。
この提案は、両都市間の交流を深めることを目的としており、さらなる市民交流を見込んでいる。
さらに、教育関連の人事案として真岡市教育委員会の教育長任命が提案された。
後任には山中孝雄氏が選ばれ、豊富な経験を基に市の教育政策を推進していくことが期待される。
議案の取り扱いについては、議会運営委員会委員長の報告に基づき、報告事項の説明後、質疑が開始される。
質疑及び一般質問は2月28日及び3月1日に行うことが決定され、議員の活発な意見交換が予想される。
今後のスケジュールとして、議案に対する審議が次回会議で行われるため、議員たちは準備を進めている状況である。
市長と市議会は連携を強化し、市民の期待に応えるよう努めている。