令和4年5月17日、真岡市において第2回市議会臨時会が開催された。
議題には、議案第34号の市長の専決処分事項の承認や、議案第35号の土地取得が含まれている。また、議長選挙および副議長選挙も行われる。
開会挨拶で久保田 武議長は、「公私ともに忙しい中、本日の臨時会に出席していただきありがとうございます」と述べた。この日、出席した議員は20名で、特に議長選挙が注目を集めた。
議会運営委員会の報告において、会期は本日1日と決定され、議案の審議は質疑を経ず即決された。市長の専決処分については、3月31日に公布された地方税法の改正が急務であったとし、複数の条例の改正を内容とする。特に、商業地の課税標準額に関する措置が講じられる。
議案第35号では、真岡第一工業団地南地区における土地の取得が提案され、地権者4名から計1億2,888万2,309円で1万8,321.89平方メートルの土地を取得することが了承された。
また、議長辞職に関する投票も行われ、久保田 武議長が辞任を申し出た。この辞任願は異議なく受け入れられ、新たに渡邉 隆議員が議長に選出され、「公正かつ円滑な議会運営に努める」と就任の挨拶を行った。
更に、七海 朱美氏が副議長を辞任し、櫛毛 隆行氏が新たな副議長に選出されている。議会内の役職が一新されたことから、今後の運営に向けた期待も高まった。新たに選任された監査委員に関する議案も異議なく可決され、議員のうちから大瀧 和弘氏が選任された。
最終的には、真岡市表彰審査委員会の委員の推薦も行われ、日下田 喜義議員が指名された。議論されてきた経過を経て、閉会宣告がなされ、議会は終了した。