令和5年の真岡市議会定例会が、
2月17日に開催され、新年度予算が審議される重要な議題となった。
今回の議会では、上程された議案は合計33件であり、特に
令和5年度予算の概要と主要施策が市政に与える影響が注目されている。
石坂真一市長は、予算の規模を370億6,000万円とし、
前年度比8.7%の増加を示した。市長は、特に児童支援や地域経済対策に
重点を置いた施策を提案し、住民の生活向上を目指す意向を強調した。
市長は、「選ばれる都市もおか」実現に向けた施策に取り組む意義を訴え、
議員や市民の協力を求めた。具体的には、こどもの元気な成長や
若い世代への支援に関するプロジェクトが挙げられ、教育や保育を含む、
包括的な施策改善が求められている。
また、人権擁護委員の候補者推薦など人事案件も重要な確認事項となり、
菅谷豊氏と澤田有子氏がそれぞれの後任候補として提案されたことも話題を呼んでいる。
今後の日程として、議案に対する質疑が2月27日および28日に実施され、
その後、遊説へと進む。この質疑過程を通じて、議員らは市民の声を
反映させ、さらなる市政改善に努めることが期待される。