令和2年5月19日、真岡市議会第2回臨時会が開催され、重要な議案が審議された。
出席議員数は21名で、市長や副市長などの執行部も参加した。
日程には市長の専決処分事項の承認や、保育事業に関する条例の改正が含まれていた。
特に市長の専決処分講じられた6件の補正予算が新型コロナウイルスの影響を受けたものであり、緊急性が強調された。
石坂真一市長は、専決第1号から第10号に至る補正予算について説明し、特に「民生費における保育対策事業費を補正した」と述べた。
この発言は、市民の生活支援に向けた取り組みを示しており、市議会の理解を得るための重要な要素であった。
また、報告第1号では、議会の委任による専決処分の事例も紹介され、市民課の窓口での問題について言及された。
これにより、議会は市民の権利保護にも注力していることが示された。
議案の審議の後、3件の議案は関連性が高いため、委員会の付託を省略して即決されることが決まり、議会の迅速な対応が評価された。
さらに、議長の星野守議長が一身上の理由で辞職することが発表され、後任の選挙が実施されることとなった。
新たに議長に選出された大瀧和弘議員は、就任にあたり「信頼される議会を目指す」と誓った。
最後に、監査委員選任や芳賀地区広域行政事務組合議会議員の選挙なども行われ、議会の意思が適切に示されていたことが確認された。
この臨時会を通じて、真岡市議会の運営や市民への対応が一層の改善が見込まれる結果となった。