令和5年5月15日、真岡市議会の臨時会が開催された。新たに選ばれた議長と副議長の就任により、議会運営が新たな一歩を踏み出すこととなった。
新議長には櫛毛隆行議員が18票を得て選出され、議長就任の挨拶で「開かれた議会」へ向けた取り組みを継続する意気込みを表明した。櫛毛議長は、議会活性化の取り組みとして、議会基本条例の制定や一般質問の一問一答方式の導入を挙げ、過去の議長たちの意思を引き継いでいく旨を強調した。
次に、副議長には鶴見和弘議員が18票を獲得し、選出されました。鶴見議員は、自身の任務の重さを認識し、議会の円滑な運営に尽力する考えを示した。今後の市議会運営において、議長、副議長の連携が強化されることが期待されている。
この会議では、また新たな常任委員会及び議会運営委員会も新たに編成されたことが報告された。常任委員会委員長には春山則子議員が就任し、今後の市政を監視・支援する役割が求められる。
議事の中では、地方税法改正に伴う条例改正が提案され、市長の専決処分により税制改革のスピードを確保する方針が示された。特に、軽自動車税について環境性能割の延長が盛り込まれており、地域産業への支援が期待される。
さらに、真岡市内の産業団地整備に向けた土地の取得が決議され、これにより地域経済の活性化が図られる。市も「いちご王国栃木の首都もおか」のブランド価値向上を掲げ、積極的な活動を進めていく方針を示した。