令和元年12月18日、真岡市議会の第5回定例会が開催され、22の議案が審議された。
出席議員は全21名であり、議長の星野守氏が開会を宣告した。
全議案に対し、委員長報告が行われ、質疑や討論を経て、すべての議案が可決される運びとなった。
議案第78号では、真岡市ケーブルテレビ施設の設置及び管理条例廃止について、日下田喜義総務常任委員会委員長が説明した。これは、契約条件に基づく長期的な貸し付けを含み、詳細な費用や契約期間が議論の焦点となった。
日下田氏は、契約は10年で年額3,265万3,542円であることを明らかにし、故障時の負担者についても説明した。
また、議案第81号では、真岡市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定が承認された。これらの議案は全て原案通りの可決がなされた。
民生文教常任委員会の春山則子委員長による議案報告では、真岡市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の改正が審議された。指定管理者による職員体制についても言及され、平日には施設長と職員が配置される計画であることが確認された。
続けて、産業建設常任委員会の服部正一郎委員長からは、真岡市景観条例に関する説明があり、市民向けの情報発信としてホームページ利用や講演会の開催が計画されていることが強調された。
全議案の採決においては、賛成多数または全員起立による批准がなされ、特に議案第87号の水道事業に関しても相応の意見が共有された。
さらに、議会の委任による専決処分事項の報告では、市中地内での公用車による物損事故の賠償額が決定された旨の説明も行われた。議長は質疑なしと認定し、報告は完了した。