令和3年5月10日、令和3年第3回市貝町議会臨時会が開催され、議長や副議長の辞職について、選挙が行われるなど、重要な決議がなされました。
初めに、前議長の和久和夫氏が辞職を申し出、議会において全員一致で了承されました。続いて、副議長選挙に進み、副議長の職を川堀哲男氏が辞職し、その後に行われた選挙で高徳義男氏が選ばれました。
議長選挙には山川英男議員が立候補し、当選が決まりました。山川議長は、議会運営の透明性を重視し、町民サービスの向上を目指して、全議員が一丸となって取り組むことを呼びかけました。特に、コロナウイルス対策の中で、議会としての役割が重要であると強調しました。
また、議会内での常任委員会や運営委員会、広報編集特別委員会の委員の選任も行われました。各委員会の正副委員長が互選により決定され、今後の活動に向けた体制が整いました。
税条例に関しては、入野町長が提案した専決処分を含む改正が審議され、質疑応答では山川英男議員が、今回の改正による町税への影響について慎重な見極めが必要であり、改善点を洗い出すよう要請しました。税務課長の横山昌夫氏は、軽自動車税の種別割の延長や固定資産税の据置きについて説明し、過去の税収減少を考慮した対応策を明らかにしました。
さらには、議会の閉会中に行う継続調査に関する件も審議され、常任委員会と運営委員会の閉会中の調査内容が確認され、了承されました。議会は、これらの決定事項をもとに町の発展に向けた政策検討を進めることとなります。
最後に、議会は午後2時に閉会を宣告し、議事が終了しました。今回の臨時議会では、行政運営を支える重要な人事と、税金に関する議題が扱われ、市貝町の議会活動にとって重要な変革の一歩が踏み出されたことが強調されました。