令和2年第6回市貝町議会定例会が開催され、主要な決算認定が行われた。
今回は、令和元年度の一般会計をはじめ、様々な特別会計の歳入歳出決算認定が議題に上った。
議会の初めに入野正明町長が出席し、農林課からは、椎谷地区の土地改良事業の進捗状況についての説明があった。
審査特別委員会による報告では、計7つの認定案件が一括で審査され、全てについて挙手全員の賛成により認定される運びとなった。
これにより、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計などが了承され、地域の財政運営に寄与する形となる。
また、豊田功議員が提案した「新型コロナウイルス感染症の影響」についての意見書が上程され、地方税と地方交付税の確保を求める内容が審査された。
議会はこの意見書を全員一致で可決し、国に対して財源確保を強く要望することとなった。
議長の和久和夫氏が討議を進行し、質疑はなく、直接採決に移る形でスムーズに議事が進行した。
最後に、各常任委員会の閉会中継続調査についても異議なく決定。
全体として、円滑な議会運営がされ、地域の財政プランが今後の課題として浮上したといえる。