令和2年第1回市貝町議会臨時会が1月15日に開催された。
議題には、令和元年度市貝町一般会計補正予算(第7号)が含まれた。
特に、補正予算には816万円の追加が見込まれており、歳入歳出ともに計上される。
入野正明町長は、「歳入歳出予算の総額は50億1,982万6,000円に達する」と述べた。
この補正予算の主な目的は、芝ざくら公園の斜面再整備工事の工事請負費を増額することである。
工事内容には新たな階段設置や、のり面安全対策が含まれる。
また、現地で新しい土壌を使用し、芝ざくらの適応環境を整えるための工事も計画されている。
この件に関して、荒井和一議員は「800万の補正の内訳について説明を求めた」という。
岡崎良一企画振興課長は、斜面工事に伴い大きな規模の追加工事が必要になった経緯を説明した。
「地盤の強化が必要であり、表面の土壌を新たなものと入れ替える計画を進めている」と強調した。
特に、土壌改良剤としてバーク肥料を用いることが提案された。
さらに、会期の決定については、会議運営委員長の小塙斉議員が報告。
「臨時会の会期は本日限りにする」とする提案に異議がなく、全会一致で承認された。
また、未来あるまちづくり実現への提言が行われ、これには町民との意見交換を通じて得られたさまざまな意見が含まれていた。
高徳義男議員は、「町民の意見を真摯に受け止め、町政運営に役立てていく」と発言した。
議案は全員賛成により可決され、町民への提言書が市貝町長宛てに提出されることとなった。
今後の町の発展のため、議会と町民との関係構築が重要視されている。
最後に、議長の和久和夫議員は、「本日の日程は全て終了した」と宣言し、臨時会は閉会した。