令和4年第2回市貝町議会定例会は、3月15日に開催され、重要な議案が審議された。
特に、令和4年度市貝町一般会計予算の審議が注目を集めた。
石井 豊議員は、今回の予算規模が59億3,000万円で、前年度に比べ20.3%の増加であり、経済成長を見据えた施策が展開されると強調した。
この予算には、自然エネルギー設備導入や災害時の避難所強靭化を図る庁舎設備改修事業など、多くの新規および継続事業が盛り込まれている。
さらに、町民福祉の観点からも多くの施策が計上され、特に高齢者向けの生活支援や医療サービスに配慮されている点が評価された。
小沢 岩夫議員も同様に賛同し、予算の積極性を評価した。
また、国民健康保険特別会計予算も審議され、石井 豊議員がその重要性を強調した。予算は11億7,600万円で、保険給付費の増加に対処するために、さまざまな保健事業が引き続き推進される。しかし、コロナ禍の影響で保険税の減収が懸念される。
更に、発議第1号「ロシアによるウクライナ侵攻に断固抗議する決議」が提出され、川堀 哲男議員がその趣旨を説明した。議会では、平和と国際秩序を守るため、この決議が全会一致で可決された。和久 和夫議員は平和の大切さを訴え、決議への賛同を表明した。
会議の最後には、各種委員会の継続調査についても議題として取り上げられ、地域における重要な事項が確認された。予算や決議に対する議員の意見を聞きながら、今後の町政運営が円滑に進むことが期待される。