令和4年9月6日に行われた芳賀町議会定例会では、公共交通の充実とその利用促進をテーマに様々な議論が交わされた。
北條勲議員による新幹線通学定期券購入補助金についての問いかけでは、東京圏の学生に対する施策の必要性が強調された。町長の見目匡氏は、芳賀町から転出する若者の傾向を指摘し、公共交通ネットワークの整備が人口流出防止につながるとの見解を示した。本議会では、特にLRT(ライトレール)開業に関連した施策の必要性が急務として認識された。
さらに、北條議員は地域の著名人とその歴史のPRについても言及し、町の魅力を発信する手法の具体化を求めた。町長は、SNSの活用や地元企業との連携を進める意向を示し、町の文化と観光資源の価値を再評価することが町の成長に繋がると訴えた。
また、中村由美子議員からは中学生のスクールバス運行についての質問があり、現在の通学手段が持つ不備や課題が浮き彫りとなった。特に高齢者や子ども、共働き世帯への負担軽減について、町側は今後のプランを練る必要があると認識している様子が見受けられた。
議事の中で、公共交通の役割についても認識が深まった。町長は、LRTの利便性を向上させるため、「町の移動は一つの公共交通によって支えられるべき」という立場を明確にし、その実現に向けた取り組みを進める意義を強調した。