令和3年第2回芳賀町議会定例会が本日開会され、町長の見目匡氏が予算案を説明した。
本定例会では、令和3年度の一般会計当初予算が過去最大の101億7,000万円となっていることが発表された。
また、これは令和2年度の予算と比較して7000万円の増を示している。
町は、この予算を通じて地域振興のための施策を連続的に推進する意向を示している。
具体的な施策には、LRT事業の進捗、地区の公共施設整備の充実、さらには市民の生活環境向上に向けた新たな事業調整が含まれている。
特に、見目町長は「便利をつなげる」をテーマに、LRT事業での栃木県との工事委託や新たな観光施設の整備における実施計画について言及した。
また、教育に関する施策も強化し、特に学校のICT化を進めるための施策が重要視される。
一方、議案が多く上程されており、特に「芳賀町職員の自己啓発等休業に関する条例の制定」や「芳賀町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正」が挙げられた。
この中には、昨今のコロナ禍を受けた施策や、その地方公務員法に基づく改正を踏まえた条例などが含まれている。
さらに、議案では町のインフラ整備についても触れられており、特に町道の改正や排水処理に関する予算も議論されている。
これにより、町は効果的な生活環境を整え、市民の満足度を高めることが期待されている。
最後に、会期は3月12日までの11日間とされ、議会運営における円滑な進行が求められる。