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芳賀町、令和4年度決算を全会一致で認定

芳賀町議会は、令和4年度一般会計決算を全会一致で認定。子ども支援策や環境対策の進捗が話題に。
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令和5年9月8日、芳賀町で定例会が開かれ、令和4年度の各種歳入歳出決算の認定が議題に上がった。

まず、町長の大関一雄氏が令和4年度の一般会計決算に関する説明を行い、歳入の増加傾向について言及した。この中では、子ども第三の居場所事業の実施が確認された。

具体的には、子の補助金として6,440万円が計上され、その内訳は新施設の開設に5,000万円、人件費など運営に1,440万円が振り分けられているという。この助成の目的は、家庭の様々な課題を抱える子どもたちのための居場所を提供することで、更なる地域支援に向けた一歩と捉えられている。

次に、温泉センターの設備改修工事に関する質疑では、商工観光課長補佐の古家武人氏が、改修により電力使用量が2割以上削減されていると報告した。この取り組みは、環境への配慮が求められる中で重要な進展となっている。

また、草刈り機の購入についても議論となった。環境対策課長の山本篤氏がラジコン草刈り機の使用実績を見せる中で、効率性向上に向けた改善が必要であるとの見解を述べた。

さらに、総務企画部長兼選挙管理委員会書記長の大根田和久氏によれば、昨年の参議院選挙では投票時間の短縮にもかかわらず、投票率が上昇したことが確認された。具体的には、今年度の期日前投票者数は昨年よりも17.5%増加しているという。

町の今後の課題としては、ブランド化推進費に関する執行率の低下や不法投棄防止対策が挙げられた。これに対して各議員から意見が寄せられ、町の施策への更なる理解と協力が必要であるとの共通認識が形成された。

このように、福祉や環境問題、選挙管理に至るまで多くの議題で活発な質疑が行われた。議会は、各案件を常任委員会に付託し、見直しを進めていく方針を示した。

議会開催日
議会名令和5年9月芳賀町議会定例会(第5回)
議事録
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