令和4年第2回芳賀町議会定例会が開催され、複数の重要な議案が可決されました。
主な議案として、令和4年度一般会計予算が原案通り可決されました。この予算案は町の基盤を支えるもので、岡田年弘総務常任委員長が「経常収支比率は適正だが、町債残高の問題がある」と指摘しました。また、町長の見目匡氏は今後も住民サービスを向上させるよう期待を寄せています。
その他の議案では、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、公共下水道、農業集落排水事業、宅地造成事業が原案通り可決されました。特に国民健康保険特別会計予算について石川保教育民生常任委員長は、社会福祉の充実に向けた意見を多く寄せました。
さらに、追加議案として海洋センター男女更衣室ロッカーの購入が議題に上がり、北條勲議員から「なぜこのタイミングになったのか」との疑問が呈されました。生涯学習課長の高津健司氏は、予算計上を急遽行った理由として行政手続きを挙げました。最終的にこの議案も可決されました。
加えて、ロシアによるウクライナ侵攻に対する決議も行われ、小林信二議員がその趣旨を説明しました。町議会は「ウクライナの主権を侵害する行為であり、厳重に抗議する」と明言しました。
芳賀町議会では今後も地域の発展と安全な社会づくりに向けた議論が続けられるとのことです。