令和元年第3回芳賀町議会定例会が、6月10日に開会した。
本定例会では、会期が4日間と決定され、議会運営委員長の報告に基づいて、各議案が順次上程される。
議会運営委員長の岩村治雄氏は、会期中に全ての議案を審議し、最終日には報告案件の質疑なども行う予定と述べた。
今回の議案には、特別職非常勤職員の報酬などに関する条例の改正や、パソコン購入に関する議案が含まれる。
特に、職員用のパソコン300台の取得に関しては、契約額が消費税込みで2187万円となる見込みである。
さらに、学校用パソコン134台の誤入も承認され、これには976万8600円が投じられる。
また、精神障がい者に関する重要な意見書が提出された。
小林一男議員が説明を行い、精神障がい者も栃木県重度心身障害者医療費助成制度の対象とすることを求める意見書の提出を提案した。
彼は、精神科の通院や服薬に必要な経済的支援を提供する重要性を強調し、障害者総合支援法に基づく医療費助成の拡充を求めた。
この意見書は会議で全会一致で可決され、今後の動向に注目が集まる。
他にも、公共下水道事業や農業公社の経営状況に関する報告も行われ、透明な運営が求められていることが示された。
抽せんによる選挙管理委員会の委員及び補充員の当選人も決定され、町の選挙体制の安定化に寄与することが期待される。