令和2年第9回芳賀町議会定例会が開催され、各議案が上程された。
特に注目を集めた議案は、町長の給与及び旅費に関する条例の一部改正である。
見目 匡町長は、この改正が令和2年の人事院勧告に伴うものであり、特別職の国家公務員の給与改定に準じたものであると述べた。
期末手当の支給月数を0.05月分引き下げる内容となっている。
さらに、芳賀町職員の給与に関する条例の一部改正にも注目が集まった。
この議案も人事院勧告に基づいており、同様に期末手当の引き下げを伴う。
見目町長は、令和3年4月から引き下げ分を徐々に戻す計画であることを説明した。
また、議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の改正が提案された。
これも人事院勧告に基づくもので、12月期の支給割合が0.05月分引き下げられる。
何らかの理由から、議会の議員の報酬に関しても改正が必要であるとの見解が示された。
議案第60号から第67号に関しても、様々な条例改正と補正予算の内容が議題に上がった。
特に、一般会計補正予算、第8号が可決され、予算総額が122億4,208万円となった。
この補正は、主に新型コロナウイルス対応及び人事院勧告に伴う人件費に関するものである。
最後に、議長がもって本日の会議を閉じることを宣言し、定例会は盛況のうちに散会した。