令和4年第3回芳賀町議会定例会が6月3日に開催され、重要な議題が取り上げられた。
議案の中でも特に、国民健康保険税条例の一部改正や介護保険条例の一部改正についての了承が大きな注目を集めた。議案第42号と第43号では、いずれも全ての議員が賛成し、原案の通り可決される運びとなった。議長の小林俊夫氏は、これまでの経緯を説明しつつ、合意の重要性を強調した。
次に審議された議案第44号、工業団地管理センター設置及び管理に関する条例の一部改正も、質疑なしで可決された。また、体育館等の設置及び管理に関する改正もそっくりそのまま認められた。
議案第46号の工事委託に関する基本協定の締結についても、質疑はなく、原案通りに承認される。今回の会議では、工事請負契約の締結についても議論されたが、それについても同様に全議員の同意を得て進行した。
さらに、令和4年度の補正予算案についても審議が行われ、一般会計及び特別会計の補正が全て可決された。特に一般会計補正においては、子育て世帯に対する支援として、低所得世帯への特別給付金が盛り込まれており、具体的には180人分への給付が計上されていることが報告された。
最後に、閉会中の各常任委員会の継続調査についても申し出があり、全員一致で許可される。調査対象としては、自助会加入率や公共施設の管理、米の消費拡大に関するものが挙げられており、新型コロナウイルス対策を念頭に置いて、今後の運営に生かす意向が示された。
このように、今回の芳賀町議会では、多くの重要な議題が議論され、円滑に会議を進めることができた。議長は閉会に際し、出席した議員へ感謝の意を表し、定例会の終了を宣言した。