令和4年9月7日に、芳賀町議会では定例会が開催された。
本会議では、全ての提案が原案通り可決されたことが伝えられた。特に「芳賀町職員の育児休業等に関する条例の一部改正」と「芳賀町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正」については、質疑や討論がなく、全ての出席議員が賛成の姿勢を示した。
また、工事請負契約に関する議案も可決された中では、「令和4年度社会資本整備総合交付金事業に関する道路改良舗装工事」が挙げられる。こちらも議論はなく、決定に至った。
一方で、「芳賀遊水地多目的広場整備工事」に関しては、議員の間で議論が交わされた。特に、小林一男議員からは、公共事業に対する町民の支持が得られていないのではないかといった指摘があり、議案に反対の立場を表明した。彼の意見によると、5,800万円という予算は、大きな金額であり、実際の利用が未定であることから議論の余地があると強調した。
さらに、一般会計補正予算に関しては、北條勲議員が農業振興費について質問をし、補助金の内訳を明らかにした。具体的には、農業法人がトラクターや附属機器を購入するための補助金であることが説明された。また、プレミアム商品券についてもニーズが高まっており、申込み件数が5,219件に達したことが報告された。
全体として、芳賀町議会の定例会は、穏やかな雰囲気の中で進行した。今後の町の発展に寄与するための議論が続いていくことが期待される。