令和3年第7回芳賀町議会定例会が、11月30日に開会した。
今回の議会では、損害賠償の決定や、工事請負契約の変更、各種条例の改正案について様々な報告や議案が上程された。
町長の見目 匡氏は、専決処分として処理した都市公園での自動車事故に関する損害賠償において、62,929円を決定したと報告した。また、芳賀東小学校学童保育施設の新築工事の契約金額を92万4,000円増額することを発表した。
この他、都市計画税条例及び国民健康保険条例の改正についても説明された。特に、国民健康保険においては出産育児一時金の額を4,000円増額する方針が示された。
議案第58号、放課後児童健全育成事業に関する条例改正案では、新築された学童保育施設への所在地変更について報告が行われた。これは、地域に根ざした子育て支援を強化することを目指している。
また、議案第60号では、土壌の汚染及び災害防止に関する条例の一部改正が提案され、安全な生活環境に対する配慮が強調された。さらに、来年度の芳賀町一般会計補正予算として6,220万5,000円が追加される計画も示された。
一般質問では、岡田年弘議員が優良農地の保全について質疑を行った。町長は、ほ場整備事業がその重要な施策であると強調した。さらに、農業者の高齢化や担い手確保の重要性にも言及し、地域の農業を次世代に継承するために努力する意向を示した。
最後に、町長はスマート農業の導入とその実現に向けた取り組みについても言及し、現在の農業生産方式の変革に向けて町を支援する政策が求められると述べた。議事は午前11時45分に終了した。