令和5年3月14日、芳賀町議会定例会が開かれた。
この日は、令和5年度芳賀町一般会計予算など、重要な議案が審議された。
特に、一般会計予算に関する議論が大きな焦点となり、各常任委員長が審査結果を報告した。
総務常任委員長の岡田年弘氏は、予算に関する審査結果を報告し、全体として可決されたと発表した。
「一般会計は86億円とし、前年度当初予算に対して18.8%の減である。
物価上昇等による経常経費の増加が懸念されるため、長期的な財政計画に基づく必要がある」と強調した。
教育民生常任委員長の石川保氏も報告を行い、国民健康保険などの特別会計予算も原案の通り可決されたことを紹介した。
特に、255件に増加した空き家に対する対策として、地域住民と地元不動産業者の協力が必要であるとした。
また、産業建設常任委員長の江間田信一氏は、公共インフラに関わる複数の予算案を可決した。
「LRT開業に伴いバス路線再編などが計画されており、地域住民への周知徹底が必要」と述べた。
その後、各議案に対する質疑応答が行われたが、特に議員から大きな反対意見は出てこなかった。
最終的に、議案第34号から第41号までのすべての予算案が原案通り可決される結果となった。
最後に、小林俊夫議長が会議の閉会を宣言し、全会議が終了したことが報告された。
芳賀町とは地域に根差した施策を行い、今後の地域発展に寄与する方針を固めた。