芳賀町における令和4年第6回臨時会が10月18日に開催され、様々な議案が可決された。
注目すべきは、各工事請負契約の変更に関する専決処分が多く報告された点である。見目匡町長は、芳賀町工業団地管理センター前停留場新築工事における契約金額の変更を報告した。契約金は5,005万円から122万1,000円増額され、合計5,127万1,000円となる。この変更は、工期延長に伴う諸経費率の変更によるものであると明らかにした。
さらに、芳賀・高根沢工業団地停留場新築工事についても、契約金額が1億173万円9,000円から94万6,000円増額され、1億268万5,000円に変更された。見目町長は同様に、工期延長に伴う諸経費率の変更を理由に挙げた。
これらの工事請負契約の変更に関して、議員の質疑は行われなかった。町長が提案した契約変更の議案はすべて可決された。
また、県道宇都宮茂木線の軌道工事についても、当初の契約額が7億1,390万円から5,089万7,000円増額され、7億6,479万7,000円に変更されるとともに、町道台の原・下原線の軌道工事についても同様の契約変更が可決された。
この臨時会では、令和4年度芳賀町一般会計補正予算第4号も承認された。見目町長によると、補正予算は総額に1億415万1,000円を追加し、予算総額を108億4,116万7,000円とするものである。主な要因には新型コロナウイルスワクチン接種対策費用や、価格高騰に関する支援金が含まれる。
議会の終了時に、参加議員全員が起立し、議案は全て原案通り可決され、今会議は無事に閉会した。