令和3年第7回芳賀町議会定例会が12月2日に開催され、重要な議案が数多く上程された。
特に注目を集めたのは、都市計画税条例の一部改正に関する議案である。
北條勲議員は、この改正に対して「この町長の提案理由の説明では、近隣自治体と同じように」と述べ、さらに細部についての説明を求めた。
税務課長の大峯俊幸氏は、周辺自治体の税率を報告し、具体的な数値を提示した。
これに関連して、北條議員は「芳賀町は21年間0.2%でやっているが、いつ頃再び制限税率を引き上げる計画があるのか」と質問した。
町長の見目匡氏は、経済状況の変化を強調しながら、今後の見通しについては慎重に判断する必要があると述べた。
また、日程第8の条例改正案についても議論が行われた。
北條議員は、県内の市町村における土砂埋め立て条例について質問し、環境対策課長の綱川有美氏は、芳賀町内の市町村が同様の改正を行っていることを明らかにした。
さらに、監視体制に関しても議論が交わされた。
閉会時には、今後の市町村運営にかかわる各種議案がすべて可決され、次回以降の課題として、公共施設の維持管理に関する調査報告と提言が述べられた。
特に長期的な視野での維持管理計画の必要性が指摘された。
このように、芳賀町議会は様々な議題に対して活発な質疑応答を行い、町民の声を反映させる姿勢が見られたことが印象的であった。