令和4年第5回芳賀町議会定例会が9月14日に開かれ、重要な議題が取り上げられた。
主な議題には、令和3年度芳賀町一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算認定が含まれる。議会は、この決算が計画通りに執行されたか評価し、各常任委員長からの報告が行われた。
総務常任委員長の岡田年弘氏は、昨年度の業務執行が第6次芳賀町振興計画に基づきおおむね順調であると述べたが、一方で町債残高の増加への対応が求められると指摘した。特に、交通事故の頻発に対する道路環境改善の必要性も強調された。
また、教育民生常任委員会からの報告では、保健センター等の修繕が必要であり、早期の新築計画が望まれるという意見も出た。これに対し、議会は施設の利便性向上に努める必要性があるとの認識を示した。
続いて、追加日程として議案第63号が上程された。町長の見目匡氏は、停留所サイン設置等工事の請負契約締結に関して説明し、契約金額は5280万円であり、入札には3社が参加したと報告した。
質疑の中では、議員から入札に関する手続きや、追加議案の上程理由について質問があった。特に北條勲議員は、議案提出が遅れた点について質問し、大根田和久総務企画部長は議運の段取りと入札後の審査に必要な日数を説明した。
どちらの議案も質疑や討論はなく、認定は賛成多数で可決された。これにより、芳賀町の財政運営や公共整備の計画が進展することが期待される。
議会は全案件を終了し、無事に閉会した。議長の小林俊夫氏は、出席議員に対してお疲れ様でしたと述べた。