令和6年6月6日、志木市議会の定例会が開かれた。
議会では、初めに日程第1の総括質疑が行われ、市長提案の複数の議案が議題となった。
質疑の中で、天田いづみ議員は、令和6年度予算の中での排水工事の内容について詳細に尋ねた。
彼女は特に、地域内での水害の問題に言及し、排水路の断面が広がることによる影響についての確認を求めた。
都市整備部長の滝田和浩氏は、質問の内容に対し、断面積を従来の1.4倍に増やすことで、600立方メートルの貯留が可能になると回答した。
また、工事は渇水期の11月から開始予定とのことだ。
その後、天田議員は、住民との協議についても質問をし、設計にどのように反映されたのかを掘り下げた。
滝田部長は、住民説明会で得た意見を設計に反映したとし、お花の手入れによる地域活性化についても触れた。
この地域づくりに対する住民の関与が重要であると強調した。
質疑は進み、天田議員は排水路の蓋の問題についても尋ね、将来的幻影を考えた案の必要性を示した。
質疑の中では手すり柵の設置やスロープの勾配についても言及され、具体的な設計の方向性が示された。
また、今村弘志議長からの指導の下、第45号議案に関する商工会の補助金が重要なポイントとして挙げられた。
松井俊之市民生活部長は、商工会支援の背景としての要望書について述べ、連携の強化が目的であると説明した。
会議はその後、各議案を各常任委員会に付託することを確認し、終了した。
これらの事案は、今後の各常任委員会で詳細に審議される予定である。