令和6年9月定例会での一般質問において、上福岡七夕まつりとおおい祭りでのごみ問題が焦点となった。発言した鈴木宏樹議員は、特に祭り終了後のごみの散乱状況に対し住民からの強い不満を伝えた。その中で、上福岡駅周辺や福岡中央公園での廃棄物の放置が問題視された。
具体的には、七夕まつりでは合計9,960キロ、200トン近いごみが発生。おおい祭りでも1,060キロのごみが出た。これらのイベントの来場者数が多いため、各所に設置されたごみ捨て場に関税が必要であった。
行政は、来場者のマナー向上なしにはごみ対策が難しいとの認識を示しつつも、来年度に向けてさらなる施策を検討する意向を示した。特に、設定数や集積量のデータを集約し、その情報の周知を図ることが重要と考えられる。
次に、ゼロカーボンシティ宣言についても触れられた。市民や事業者の協力を仰ぎつつ、有効な計画を策定することが求められている。市では、現時点で約38万トンの温室効果ガス排出量を、2040年までに実質ゼロにすることが目標とされており、新たな環境施策を検討している。
また、口腔ケアに関する教育活動においては、毎年の学校歯科検診を通じた情報共有と支援が続けられている。児童たちが健康的な生活を送るために、学校歯科医や衛生士と連携しながら、口腔の健康状況を把握し、保護者への啓発活動も進めていることが強調された。