令和元年6月11日、志木市議会が開催され、数件の議案が審議された。
出席議員は11名で、会議は池ノ内秀夫議長のもとで円滑に進行した。
まず、議長は欠席の小山幹雄議員に代わって、吉川義郎議員を会議録署名議員として追加指名した。
その後の総括質疑では、天田いづみ議員が第36号議案に関し、志木市災害弔慰金の支給等に関する条例の改正について問うた。
村上孝浩健康福祉部長は、現行の貸付利率について、近隣市が1.5%にする中で志木市が1%に設定した理由を、「被災者の負担軽減を目指した」と説明した。
続いて、水谷利美議員が保険料率について質問した。
村上部長は、消費税引き上げに伴う財源活用で保険料の軽減が実施され、具体的な金額についても細かく報告した。
令和2年度にはさらなる引き下げを模索しているという。
他の議案についても質疑はなく、議長は順次質疑を打ち切った後、常任委員会への付託を行った。
また、未婚の児童扶養手当受給者に向けた給付金の設置や、幼児教育・保育無償化に関する説明もなされた。
特に、給食費徴収についての議論が交わされ、今後の制度設計の方向性について確認がなされた。
最後に、池ノ内議長が散会を宣言し、次回は6月14日に常任委員会を開催することを告知した。