令和2年第1回志木市議会臨時会が4月23日に開催された。
この臨時議会では、議長及び副議長の選挙、各委員会の委員の選任などが議題となった。議長には安藤圭介議員が選ばれ、副議長には西川和男議員が選出された。また、志木市監査委員に鈴木潔議員が選任されることも決定された。
さらに議会運営委員会及び常任委員会の委員も選任され、志木市税条例等の改正に関する専決処分についても承認が得られた。志木市長・香川武文氏は、新型コロナウイルスについて市の対応状況を報告し、感染拡大防止策を徹底する重要性を訴えた。
香川市長はまた、市が取り組んでいる新型コロナウイルスへの対策として、医療機関へのマスクや防護服の配布状況も説明した。市内のマスクや消毒用品の配布が進められており、特に医療従事者への支援が重点的に行われている。
その後、辞職勧告決議(案)が提案され、多田光宏議員に対する辞職の勧告が議題に上がった。本件は選挙における不正行為を受けてのもので、多田議員の行動に対する市民の怒りを反映したものとなっていた。議論の中では賛否が分かれ、最終的に決議は可決となった。
議会は今回の結果を踏まえ、今後の市政運営において透明性の確保と市民への説明責任を果たす重要性に再確認された。4月23日に行われたこの臨時会を通じ、志木市議会は新たなスタートを切った。