令和4年志木市議会6月定例会が開催された。
一般質問では、岡島貴弘議員がさまざまな議題を取り上げ、特に働きやすい環境づくりについて強調した。ノーネクタイ・ノージャケットの通年軽装勤務の導入を提案し、現行のクールビズの取り組みと比べて、健康面や環境への配慮が重要であると訴えた。埼玉県の一部の市では通年軽装が実施されており、志木市もこれに続くべきと主張した。
次に、新庁舎移転に伴う不用品の処分についての質問では、旧庁舎の不用品が新庁舎には適応できない可能性に触れ、その扱いについて市の方針を求めた。これに対し、村山修総合行政部長が現状の活用方法や処分方法について詳細に説明し、環境への配慮も考慮することを約束した。また、コミュニティ物品の貸出しに関しても、今後の改善を求める声が上がり、業務の流れをスムーズにする必要性が指摘された。
そして、市内公共施設の男性用トイレへのサニタリーボックスの設置についても議論が行われた。岡島議員は、公共施設への設置を早急に進めるべきだとし、他市の事例を引き合いに、男女問わず平等に配慮する必要性を説いた。
市長や各部長は、質問に対して丁寧に応答しつつ、今後の取り組みや改善点の必要性を認識するとともに、各課との連携を強化する考えを示した。今回は、特に新庁舎の設計が住民のニーズに応えるものであるかどうかが注目され、今後の議会においても引き続き強い意見が寄せられることが予想される。
志木市議会における議論は、今後の市政における重要な変化を生み出す可能性がある。あらゆる議題が市民にとってより良い環境となるよう、議会の活動が引き続き期待されている。